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制球乱れた木更津総合・早川 打撃投手から全国区へ成長

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-8-19 10:11:56  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


作新学院―木更津総合 一回表作新学院2死、早川は入江に本塁打を打たれる=小川智撮影


(18日、高校野球 作新学院3―1木更津総合)


動画もニュースも「バーチャル高校野球」


機械のように厳しいコースに投げる木更津総合の早川の制球が乱れた。


一回、外角を狙った直球は真ん中高めへ。中堅左に運ばれるソロ本塁打。「力で押そうとしてしまった」。三回は走者を気にするあまり、スライダーが甘くなり2ランを浴びた。


軟式出身の投手だった。入学時は故障が影響して外野手。だが1年の夏、打撃投手を務め、キレのいい球を投げた。「投手をやらせてください」と五島監督に直訴した。秋には投手陣の一角を担う存在に。昨春と今春の選抜を経験し、全国区の左腕に成長した。


打たれても表情を変えず、四回から無失点でしのいだ。だが、試合の流れは変わらない。九回2死、早川は空振り三振に倒れ、最後の打者になった。


試合後、捕手大沢からは「ごめんね」と言われた。「大沢が構えたミットに投げ込んでいれば……。僕の方が申し訳ない気持ちです」。日本一の夢はかなわなかった。(坂名信行)



●五島監督(木) 「早川を代える気はなかった。3年間で打力の強化も考えたが、野球は結局、守備から。早川と大沢が、その方向に導いてくれた」



●小池(木) 「相手は格上だったが、あきらめた選手はいなかった」と主将。「必死につないで1点を取った。あの1点は自分たちの成長の証し」




 

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