男子200メートルで優勝し、ポーズを決めるウサイン・ボルト=諫山卓弥撮影
(18日、陸上男子200メートル決勝)
リオオリンピック
ボルト、200mもV 100mとの2種目3連覇は初
【タイムライン】第14日のまとめ
11分かけたウィニングランから戻ってきたウサイン・ボルトは、フィニッシュラインにひざまずいてキスをした。夜空に向かってライトニングボルトのポーズを決めて、割れんばかりの歓声に耳を澄ました。3大会連続で100メートル、200メートルの2冠。「スタジアムは僕が勝ったことに満足してくれた」と誇った。
「世界記録を更新したい」という夢には届かなかった。苦手なスタートから飛び出し、横一線の選手たちから一人抜け出して、最後まで全力だったが、差はそれほど広がらなかった。19秒78は、五輪、世界選手権の決勝を制したタイムで最も遅く、19秒19の世界記録とは大きな開きがある。
ボルトのライバルは、ボルト自…