女子800メートルリレーで6位から1位まで順位を上げた淑徳巣鴨の池江=増田啓佑撮影
(20日、全国高校総体競泳)
池江璃花子、長谷川涼香の「リオ五輪代表リレー」で、淑徳巣鴨が女子800メートルリレーの大逆転優勝をつかんだ。
第1泳者の吉田真希子、続く鈴木希が泳ぎ終えた時点では6位。トップから6秒近く離された。そこから第3泳者の池江が猛スピードで前の選手を追い抜いていく。池江は「150メートル手前でトップが見えた。チームのためにも負けられない」。周りが皆2分台の中、ただひとり1分57秒台の別格な泳ぎを見せ首位に。アンカーの長谷川が耐えて逃げ切った。