ブラジル・リオデジャネイロで7日、海岸線に沿って開会式会場を目指す聖火リレー=井手さゆり撮影
第15回夏季パラリンピック・リオデジャネイロ大会が7日午後(日本時間8日午前)、開幕する。南米で初めて開催される大会は、159カ国・地域と難民選手団の合わせて約4300人の選手が障害者のスポーツの祭典に参加する。参加選手数は、史上最大だった2012年ロンドン大会と同規模だが、国際パラリンピック委員会(IPC)が、国ぐるみのドーピングがあったと認定したロシアは資格停止処分を受け、全面的に排除された。肢体不自由、視覚障害、知的障害などのある選手が、22競技528種目で18日まで熱戦を繰り広げる。
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日本代表選手団は、132人が17競技に参加する。目標は金メダル10個、金メダルランキング10位。主将は車いすバスケットボールの藤本怜央(32)=SUS=が、旗手は車いすテニスの上地結衣(22)=エイベックス=が務める。
6、7日はリオの街で聖火リレーがあり、日本人で初めてIPCの殿堂入りが決まった河合純一さん(41)らが聖火をつないだ。(後藤太輔)