自民党は8日、小池百合子氏の東京都知事転出に伴う衆院東京10区補選(10月11日告示、同月23日投開票)について、候補者の公募を始めた。知事選で小池氏を支援した自民党の若狭勝衆院議員(59)=比例東京=が公募に応じる意向を示している。
公募受け付けは13日まで。「~東京オリンピック・パラリンピック成功に向けて~国と都の連携、その方策と課題」をテーマにした論文の提出が必要。
党都連内には、党推薦候補らを破った小池氏を支援した若狭氏への反発も根強い。古屋圭司選対委員長は8日の記者会見で、都連幹部や都議会のメンバーを加えた選考委員会で、擁立候補を決める方針を示した。