肺炎を患って静養していた米大統領選民主党候補のクリントン前国務長官(68)が15日、選挙戦の遊説を再開した。一方の共和党候補トランプ氏(70)も同日、健康診断結果を発表。歴代大統領で就任時の最高齢者は共和党のレーガン大統領の69歳だが、それに並ぶ「高齢候補」だけに健康問題も焦点になっている。
特集:米大統領選2016
クリントン氏は11日にニューヨークでの同時多発テロの追悼式典で体調を壊して途中退席。その後、直前から肺炎を患っていたと明らかにし、選挙戦を3日間中断して静養していた。
同氏は14日に「大統領職務に適した健康状態にある」との医師の診断書を公表。15日にはノースカロライナ州で遊説を再開し、支持者に「選挙活動に復帰できて最高だ」「投票日まで2カ月となるなか、家でくつろぐのは最後にしたい」と復活をアピールした。
クリントン氏は来週、ニューヨ…