歩行者をはね、横断歩道を数メートル行きすぎて停車したとみられるタクシー(中央)=24日午後2時20分、京都市東山区、松本江里加撮影
24日午後1時55分ごろ、京都市東山区の四条大橋近くの市道で、歩行者にタクシーが突っ込んだ。京都府警によると横断歩道を渡っていた54~75歳の男性2人と女性3人の計5人がはねられ、病院に運ばれた。このうち兵庫県尼崎市の女性(65)が左足骨折、大阪市福島区の女性(60)が右足骨折で、それぞれ重傷。ほかの3人は軽傷という。
府警は、タクシー運転手の竿田太(さおだふとし)容疑者(54)=京都市右京区梅津南町=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕し、発表した。「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているという。
東山署によると、右折しようと信号待ちしていたタクシーが急に動き出し、横断中の歩行者に突っ込んだという。タクシーには外国人観光客ら4人が乗っていたが、けがはなかった。近くには観光名所の八坂神社などがあり、大勢の観光客らでにぎわっていた。
現場近くの祇園では2012年…