けがに苦しみ抜いてきた大関が、カド番から頂点に立った。豪栄道が千秋楽を待たずに初優勝を決めた。30歳5カ月での初優勝は、年6場所制では5番目の遅さ。2差で追っていた平幕遠藤は関脇高安を下し、自己最多の12勝目。綱とり場所だった大関稀勢の里は、横綱日馬富士に敗れて5敗目。前半戦の主役だった平幕隠岐の海が勝ち越した。
特集:豪栄道
どすこいタイムズ
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中入り後の勝敗は次の通り(左側が勝った力士)
天 風 おしだし 臥牙丸
旭秀鵬 よりきり 蒼国来
佐田海 おしだし 千代翔
大栄翔 おしだし 豪 風
豊 響 はたきこみ 松鳳山
勢 こてなげ 徳勝龍
輝 よりきり 千代国
錦 木 つきおとし 碧 山
荒 鷲 うわてなげ 栃ノ心
隠岐海 さかとったり琴勇輝
嘉 風 すくいなげ 貴ノ岩
大翔丸 はたきこみ 魁 聖
栃煌山 おしだし 妙義龍
遠 藤 よりきり 高 安
正 代 つきだし 宝富士
琴奨菊 よりきり 御嶽海
豪栄道 よりきり 玉 鷲
日馬富 よりきり 稀勢里
鶴 竜 よりきり 照富士