記者会見で質問に答える川内=堀川貴弘撮影
リオデジャネイロ五輪後、最初のビッグレースとなる第43回ベルリン・マラソンが25日に当地で開催される。来年のロンドン世界選手権、ひいては2020年東京五輪に向けて第一歩となる戦いだ。
男子は2時間3分23秒の前世界記録保持者のウィルソン・キプサング(ケニア)や5000メートル、1万メートルの世界記録を持つケネニサ・ベケレ(エチオピア)が出場。現在、デニス・キメット(ケニア)が持つ2時間2分57秒をはじめ、7度世界記録の出た高速コースに、川内優輝(埼玉県庁)が初めて挑む。
川内は「マラソン人生の集大成にしたい」と位置づける来年の世界選手権に向け、選考会となる今年12月の福岡国際への出場を明言。前哨戦となるベルリンで「2時間7分台の自己ベストを狙いたい」と意気込む。
昨年の福岡国際で8位に終わり…