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「すべての命と尊厳守ろう」障害者ら300人行進

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-9-27 10:16:11  点击:  切换到繁體中文

 

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山田正人さん(32)は大阪府東大阪市から参加した。23歳の時の交通事故が原因で、手足に障害がある。掲げた言葉は「私たちの存在を否定しないで」。同じ作業所の仲間たちと考えた


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さいたま市の上野美佐穂さん(42)は脊髄性進行性筋萎縮症。「障害があっても普通に人生を楽しんでいる。助け合って生きる手段を持っている。自分の人生をかけてその姿を見せていく」と思いを語った


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知的障害のある大曽根清美さん(44)は、知人が書いた言葉に花や菓子の絵を添えた。「命や人のつながりがあって平和ならば、あんな事件は起こらない」という思いを込めた


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脳性マヒなどの障害がある東京都の猿渡達明さん(42)は、同じ障害のある女性との間に2人の子どもがいる。「自分も介助が必要なのに、なぜ子どもをつくるのか」という差別や偏見にさらされた実体験を追悼集会で語った


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大阪からアピール行進に参加した大橋グレース愛喜恵(あきえ)さん(28)。多発性硬化症などの難病と向き合いながら、地域で生活している


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視覚障害のある東京都の上薗和隆さん(64)は、白杖(はくじょう)を手に行進した。背中には「幸せすぎる障害者」と書かれたカードを掲げた


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精神障害(統合失調症)と向き合いながらDPI日本会議の事務局で働く鷺原(さぎはら)由佳さん(34)。視覚障害のある男性を誘導しながら、ともに歩いた


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身体障害がある渡部貞美さん(63)は福島県から参加した。「事件は差別がある社会の縮図です」。帽子には参加できない仲間がつくった花を飾った


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東京都の今村登さん(52)は胸に「NO MORE 優生思想」、背中に「あの日 殺されたのは 俺たちだ」というメッセージを掲げた。「事件を風化させず活動していきたい」


相模原市の障害者施設で刺殺された入所者19人の月命日にあたる26日、障害者や支援者ら約300人が東京都の中心街でアピール行進を行った。掲げた紙には「すべての命はみんな平等」「障害者を殺すな」といったそれぞれの思いを記入。障害の有無で分け隔てられることのない社会の実現を訴えた。


東京都千代田区の日比谷公園から東京駅近くまで、「すべての命と尊厳を守ろう」などと声を合わせて1時間ほど行進した。実行委員会の構成団体の一つ、「DPI日本会議」の佐藤聡事務局長(49)は「事件の容疑者が語ったとされる『障害者はいなくなればいい』という価値観に、障害当事者がきちんと反対の意思を表明することが必要だ。障害がある人とない人がともに生きる社会をつくることが、差別や偏見をなくすことにつながる」と強調した。


参加した菊地敏明さん(69)は中学生の時にプールの飛び込みで頸髄(けいずい)を損傷し、手足などにまひが残る。「障害があるなしにかかわらず、誰でも自分らしい人生を生きる権利がある」と語った。


アピール行進に先立ち国会内で開いた追悼集会では、呼びかけ人らが「いらない命は一つもない。人格や個性が尊重される活動をしていく」「障害が重くても地域で暮らせる社会になってほしい」などと訴えた。白い布で覆われたテーブルの上には、19のロウソクと花が添えられた。












 

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