厚生労働省は30日、医道審議会医道分科会の答申を受け、医師15人、歯科医師15人の計30人への行政処分を発表した。免許取り消しは1人、1カ月~3年の業務停止は29人。厳重注意は14人。処分の発効は10月14日。
タレント女医に有罪判決 診療報酬詐欺事件 東京地裁
免許取り消しは、医師の立場を利用して女性従業員にわいせつな行為をし、有罪が確定した秋葉原眼科・歯科(東京都千代田区)の木村憲治医師(69)。診療報酬を水増し請求し、詐欺罪で有罪が確定したタレントの脇坂英理子医師(37)は業務停止3年。ほかの主な処分は次の通り。(呼称略、所属は当時)
【業務停止3年】防衛医大、福森崇之=麻薬取締法違反など▽大阪大病院、加藤喜久=麻薬取締法違反▽群馬大病院、岡宮智史=器物損壊など▽岡本均=詐欺