小池百合子都知事は4日夜、都議会での初答弁を終えた後で、記者団の取材に以下のように答えた。
「知事の側にこそブラックボックス」 自民都議が追及
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(初の議会答弁について)
はい。あの、普通は知事質問は数が多くないらしいんですが。普通というか、今までは。でも今日は盛りだくさんで、知事答弁というのをいくつも経験させて頂いた。真正面から答えさせていただいたものが多かったと思います。
それから、議会、議場ですけど、国会と比べて寝ている人がいなかった。色々な効果があるんだろうとは思いますけど。
そうですね、こうやって、皆さんも報道されることによって、都政改革って進められる部分が多いのかなって思います。
居眠りせずにきちんと聞いてくれるという、まあ当たり前のことなんですけれど、まずはそれが進み始めたかな、と。だからずっと(多くの報道陣に)いてほしいんですけど。
いずれにしても、こうして議会が始まって、審議をして、予算を作って進めていくということで、生活に関する課題はたくさんありますので、それは一つずつ着実にすすめていきたい。
で、オリパラや豊洲といった大きな課題に関しては、いま様々な観点から検討してもらっている。決めるべき時に決めて参りたいと思っています。
(自民党から選挙中のことも含めた質問があった)
あの、まあ普通の質問だったかと思います。
(東京五輪の施設建設見直しについて、1カ月を目標に判断したいと)
いえ、まず、今回のオリパラ調査チームがさらに精査して、出来るだけ早い時期に、今月中にも分析結果を出したいという話でございました。それをベースにして進めていく。いずれにしても、時間が少ない中で、それに相手のあることでございますので、時間はあまりかけられないというのが現実だと思っています。
はい、ありがとうございました。