方丈記を著した鴨長明の像=17日午後、京都市左京区、佐藤慈子撮影
京都市の社寺など21カ所が参加する「京都非公開文化財特別公開」(京都古文化保存協会など主催、朝日新聞社特別協力)の先行公開が17日、世界遺産・下鴨神社(京都市左京区)と上賀茂神社(同市北区)で始まった。下鴨神社に今月開館した鴨社(かもしゃ)資料館秀穂舎(しゅうすいしゃ)では、下鴨神社の神職の家に生まれ、「方丈記」を著した鴨長明の没後800年を記念し、鴨長明坐(ざ)像などが公開され、訪れた人たちが興味深そうに見学していた。
秋の京都文化財特別公開
両神社の拝観は25日休止。特別公開は原則28日~11月7日。1カ所あたり大人800円、中高生400円(一部異なる)。問い合わせは京都古文化保存協会(075・754・0120)へ。(久保智祥)