4回転ジャンプの種類と得点、主な成功者
■いちからわかる!
フィギュア特集Kiss and Cry
ホー先生 フィギュアスケートで難しい4回転を跳(と)ぶ選手がいるようじゃ。
A 羽生結弦(はにゅうゆづる)選手(21)が9月にループ、4月には宇野昌磨(うのしょうま)選手(18)がさらに難易度(なんいど)の高いフリップを決めた。2人とも国際スケート連盟公認の大会で世界初の成功者になった。
ホ ジャンプは何種類?
A 6種類ある。4回転はトーループやサルコーが主流。跳ぶ直前の体の進行と回転の方向が同じで滑(すべ)りの勢いを生かせるから、比較的(ひかくてき)取り組みやすい。ルッツは宇野選手と同年代の金博洋選手(中国)らが決めている。4回転で成功例がないのは唯一(ゆいいつ)前向きに踏(ふ)み切るアクセル(4回転半)だ。羽生選手らが意欲を示す。5回転も技術的には可能とされるけど、得点がまだ決まっていない。女子は、成功した中では4回転サルコーが最も難しく、2002年に14歳で現役(げんえき)時代の安藤(あんどう)美姫(みき)選手が決めた。
ホ なぜ難しいジャンプを跳ぶ選手が増えた?
A 理由の一つは、10年バン…