30日のオービック戦に敗れ、悔しそうな表情をするエレコム神戸の松島
アメリカンフットボールの社会人Xリーグ(朝日新聞社など主催)はリーグ戦を終えた。エレコム神戸(西地区)は2勝4敗で9チーム中の7位となり、11月5日のワイルドカード・プレーオフに回った。ここでアズワン(西地区)に勝てば、JXB(ジャパンエックスボウル)トーナメントへ進出できる。そのチームには、いくつものリベンジの思いを抱えるTE(タイトエンド)がいる。
関西学院大出身の2年目、松島紘樹(ひろき、23)。幸せな男だ。関学時代は4シーズンとも1月3日のライスボウルまでたどり着いた。ただ、すべてXリーグ王者に負けた。1~3年生ではオービック、副将を務めた4年生のときは富士通が相手だった。
10月30日のリーグ戦最終日。エレコム神戸はここまで5戦全勝のオービック(中地区)に挑んだ。松島を始め、エレコム神戸に所属する若手の関学OBにとっては、願ってもないリベンジのチャンス。「3回負けてる相手ですから、気合入ってました」と松島。エレコム神戸は中央付近のランをゴリゴリと進めて7点を先取した。
7―10で迎えた第3クオータ…