日本の対ロ制裁、欧米より緩め
[PR]
日ロ両政府は3日、モスクワで経済協力のための閣僚会談を開き、事業の絞り込みを進めた。日本は具体化を急ぎ、北方領土問題の進展につなげようとしている。ただ、ロシアはクリミア併合で日米欧の経済制裁下にある。日本はこれに触れず、欧米にもにらまれない「抜け道」を探っている。
ロシアのウリュカエフ経済発展相との会談後、世耕弘成経済産業相は「プーチン大統領の訪日を念頭に、30件程度を12月中旬までに優先的に準備する合意をした」と述べた。
双方の提案は68件あり、ほぼ半数に絞った。ロシアによる東京電力福島第一原発の廃炉技術支援、日本のITを用いたロシア南西部ボロネジの街づくりなど、この日に合意した事業もある。また、安倍晋三首相が5月に示した「8項目の経済協力」の目玉となりそうなエネルギー分野だけの会合もあった。
実現に向けた最大のハードルは…
こちらは有料記事です。無料登録すると1日1本記事をお読みいただけます。
こちらは有料記事です。無料登録すると1日1本記事をお読みいただけます。
こちらは有料記事です。無料登録すると1日1本記事をお読みいただけます。
こちらは有料記事です。無料登録すると1日1本記事をお読みいただけます。
残り:524文字/全文:879文字
無料登録して全文を読む
全文を読む
ログインして全文を読む
有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。
初月無料につき月初のお申し込みがお得
980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら
関連ニュース
ロシアLNG基地開発に200億円 国際協力銀が検討
ロシア上院議長「北方領土、主権は放棄できない」
北方領土「日米安保の対象外ではない」 安倍首相が答弁
日ロ経済協力「実現すれば1.7兆円以上」 ロ当局発表
「自分たちの時に解決を」首相、日ロ首脳会談の発言披露
今、あなたにオススメ(PR)