通行止めが解除された直後、埋め戻された陥没現場の「博多駅前2丁目」交差点を横断する人たち=15日午前5時4分、福岡市博多区、大野択生撮影
福岡市のJR博多駅前で起きた陥没事故で、15日未明、陥没した道路の埋め戻しと舗装作業が完了し、午前5時から、人や車が通れるようになった。
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特集:博多駅前陥没
「はかた駅前通り」の現場では、工事の完了を高島宗一郎・福岡市長が確認した後、藤林信康・博多署長が信号の点灯を指示。8日午前5時すぎに陥没が発生して以来、ちょうど1週間ぶりに道路の通行が可能となり、周辺は平常を取り戻した。
午前5時すぎに埋め戻された現場の「博多駅前2丁目交差点」を通りかかった歩行者たちは「遠回りしなくて良くなった」「思ったより復旧が早かった」などと話した。最後まで残っていた周辺のビル3棟の避難勧告も解除され、店舗やオフィスが営業再開に向けた準備を始めた。