葉加瀬太郎さん=東京・丸の内、品田裕美撮影
東日本大震災からの復興を後押しする「復興支援音楽祭 歌の絆プロジェクト」(主催・三菱商事、福島放送、朝日新聞社)が来年3月、福島県郡山市で開かれる。出演するバイオリニスト葉加瀬太郎さんは、音楽祭で披露する自曲「ひまわり」につける歌詞のアイデアを被災地の子どもたちから募ることを決め、20日から呼びかけを始めた。
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特集:3.11 震災・復興
「ひまわり」は震災時のNHK連続テレビ小説「てっぱん」のテーマ曲。「東北のため、日本のための応援歌」と位置づけ、コンサートでも必ず弾いてきた。
応募できるのは岩手、宮城、福島の3県出身か在住の小中高校生。「ふるさと」をテーマに、歌詞、作文、詩など形式自由。寄せられたアイデアをもとに、作詞家の松井五郎さんが作詞する。葉加瀬さんは「未来への希望を持てるような曲にしたい」と話す。
住所、氏名、フリガナ、連絡先、年齢、学校名、学年を明記の上、〒963・8535 郡山市桑野4の3の6 福島放送「復興支援音楽祭歌詞アイデア募集係」へ。ホームページ(
http://www.kfb.co.jp/fukko/
)からも可(21日10時以降)。締め切りは12月31日。問い合わせは電話(024・933・5856、平日9時半~17時半)かメール(himawari-kashi@kfb.co.jp)。抽選で10組20人に音楽祭の招待券を、10人に葉加瀬さんのサイン入りCDを贈呈する。