単独首位に立った申ジエ
女子ゴルフツアー最終戦のメジャー大会、LPGAツアー選手権リコー杯は25日、宮崎CC(6448ヤード=パー72)で第2ラウンドがあり、大会連覇を目指す申ジエ(韓)が66で回り、通算7アンダーで6位から単独首位に立った。3打差の2位にキム・ハヌル(韓)がつけ、3アンダーの3位で鈴木愛と渡辺彩香が追う。5位から出た穴井詩はイーブンパーの9位に後退、イ・ボミ(韓)は1オーバーの15位で折り返した。
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《首位の申ジエ》 昨年苦しんだ18番で、8メートルのバーディーパットを沈める。「昨日パーを取り2年ぶりでうれしかったのに、入ってびっくり」
《3位の鈴木愛》 「メジャーのコースは(スコアの)伸ばし合いにならず、我慢するセッティング。どれだけ渋いパーパットを入れられるか」
《3位の渡辺彩香》 ショットの安定性を欠いたが、73で粘る。「風がなかったのに、曲がってもったいなかった。いろいろ考え過ぎたかな」
《6位の大山志保》 3年ぶりの優勝を狙う。「(宮崎が)地元というのもあるし、メジャーですし、他に素晴らしい大会はあるが、私の中では一番」