入団会見で新しいユニホームを手に金本監督(左)と撮影に応じる糸井嘉男外野手=橋本弦撮影
プロ野球で国内フリーエージェント権を行使してオリックスから阪神に移籍した糸井嘉男外野手(35)の入団会見が25日、大阪市内のホテルであった。「きょうを迎えられてすごくうれしい。トップに立つため、監督を胴上げするため、貢献したい」と話した。
背番号はオリックス時代と同じ「7」に決まった。契約は4年総額で18億円を超えると見られる。「走攻守のすべてでスピード感を出していきたい」と語り、数字の目標については、会見に同席した金本監督を引き合いに「監督も(広島から)阪神に移籍してからキャリアハイを出している。僕もそこを目指して頑張りたい」とした。糸井の自己最高は打率3割3分1厘(2014年)、19本塁打(同)、81打点(同)、53盗塁(16年)。
自ら交渉に乗り出し「初めての恋人や」と口説いた金本監督は「恋人をゲットしました」と笑いを誘った。監督は「ポジションはセンター」と明言し、「全試合、スタメンでと思っている」とレギュラーの座を確約した。