爆発で半壊したとみられる民家=6日午前2時7分、郡山市亀田2丁目、高田誠撮影
6日午前0時半過ぎ、福島県郡山市亀田2丁目の民家の近くに住む女性から「ガス爆発があったようだ」と110番通報があった。県警郡山署によると、何らかの爆発が起きたとみられ、この民家1軒が半壊したほか、周辺の民家6、7軒の窓ガラスが割れるなどの被害が出た。2人が病院に運ばれたという。
同署や近所の住民によると、爆発があったとみられる民家には当時、60代の男性が在宅しており、病院に運ばれた。火災は発生しなかったという。ガス漏れの警報が鳴っていたとの情報もある。現場は住宅が密集しており、隣家に住む男性も病院に搬送された。
半壊した民家は壁が大きく壊れ、屋根がめくれあがった。近くの路上には、細かく割れたガラスの破片が落ちていた。近所の女性は「爆弾が落ちたかと思うような音と、突き上げるような揺れを感じた。火事にならなくて良かった」。別の女性は玄関前を片付けながら、「ドーンというすごい音がした。びっくりした」と話した。(高田誠、鈴木剛志、小泉浩樹)