吉岡里帆さん=小林一茂撮影
大きな目を輝かせ、くるくる表情を変えながら話す。NHKの朝ドラ「あさが来た」で眼鏡っ子の“宜(のぶ)ちゃん”を演じてブレークした、京都出身の23歳。吉岡里帆の進化が止まらない。
【withnews】朝ドラ女優吉岡里帆、「幻」の初主演映画が公開 無名時代の夢かなう
13日に最終回を迎える連続ドラマ「レディ・ダ・ヴィンチの診断」(フジ系火曜夜9時)では、主人公の橘志帆(吉田羊〈よう〉)とコンビを組む研修医の田丸綾香をはつらつと演じている。病の原因を突き止めるため、橘先生から毎回のようにむちゃぶりされる役どころ。50メートルプールを何往復も泳いだり、病院の幽霊について調べたり。プールの飛び込みに苦戦して、「何回やり直すんや、って(思った)」と関西弁で振り返る。
11月末に大阪であったトークイベントで、一番困った吉田本人からのむちゃぶりを「8番目に得意なモノマネをして」だったと告白。150人が集まった会場から「やってー」と声がかかると、アントニオ猪木のモノマネを全力で繰り出した。一つだけわさび入りが混じった、たこ焼きロシアンルーレットにも初挑戦。見事引き当て、「おなかで燃えてます」と絶妙のコメント。何事にも当たって砕けろ精神が光る。
「むちゃぶりを断れないのが性(さが)ですね。笑ってもらうのが好き。これは関西人の愛すべき点だと思うんです。だから『気合だー!』です」
その精神は仕事でも同じだ。朝…