東山動植物園(名古屋市千種区)は13日、新たに4羽の鳥で高病原性鳥インフルエンザ感染が確認されたと発表した。いずれも先に感染が確認された3羽とは別の池で飼育されていた。感染が確認された計7羽のうち、6羽は簡易検査では陰性だったが、国の確定検査で判定が陽性に覆った。
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新たに感染が確認されたのは、いずれも雌のシジュウカラガン1羽とマガモ2羽、雄のヒドリガモ1羽。このうち、シジュウカラガンは10日、マガモ1羽は13日に死んだ。残り2羽は園内の動物病院で隔離飼育されていたが、園は同日夕に殺処分した。
4羽はいずれも12日に感染が確認されたコクチョウ3羽とは別の池で飼育されていた。園内で感染が拡大している可能性について、動物園の茶谷公一副園長は13日夜の記者会見で「潜伏期間を考えると、隔離していた動物病院内での感染の可能性が高い」と説明した。
この日新たに感染が確認された4羽と12日に感染が確定したコクチョウ3羽のうち2羽の計6羽は簡易検査で陰性反応が出ていた。だが、国の確定検査では陽性に一転した。園は「簡易と確定で感度が1300倍違うため」と説明している。
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