衆院本会議で、内閣不信任決議案に対して討論を行う自民党の林幹雄幹事長代理=14日午後10時53分、岩下毅撮影
民進、共産、自由、社民の野党4党が14日夜、内閣不信任決議案を衆院に提出した。自民党の林幹雄幹事長代理は衆院本会議で、反対の立場から討論を行い、民進の蓮舫代表について「人を批判するためだけにテレビの画面に登場」「中身もわからず、米国次期大統領との会談にもいちいちケチをつける」「バカげた批判に明け暮れる」「国会議員としてあるまじき態度」などと痛烈に批判した。
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反対討論は以下の通り。
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この不信任案には、一体どのような意味があるというのでありましょうか。決めるべき時に決めず、時間だけ稼ぐ、意味のない、空疎なやり方に対し、多くの国民は、もはや飽き飽きとしています。いくら批判のボルテージを上げても、プラカードを掲げて審議や採決をただ妨害しても、誰の共感を得ることはありません。そのような時間があったら、国民のために建設的対案づくりに時間を割こうとするという考え方はないんですか。
特に一部の野党諸君は、委員会や本会議で欠席ばかりして、国民の負託に応えているとは到底言い難く、大変嘆かわしいものがあります。国会は、国の唯一の立法機関として、法律を審議する場であり、賛成か反対かを国民の前で、分かりやすくお示しすることにあります。欠席ばかりでは、結果は残せません。
民進党の蓮舫代表に至っては、…