今年こそ大学日本一の座をつかんで欲しいと願う早大のグレアム・ロー部長
アメリカンフットボールの大学日本一を決める甲子園ボウル(全日本大学選手権決勝)で18日、東日本代表の早大(関東)が西日本代表の関学大(関西1位)に挑む。2年連続4度目の出場で初優勝を狙う早大には、特別な思いを抱く英国人男性がいる。
甲子園ボウル出場、関学大と早大が会見 初の対戦へ抱負
早大国際教養学部教授で、米式蹴球部の部長を務めるグレアム・ローさん(63)。昨年の甲子園ボウルの立命大戦で、終盤の重大な場面でまさかの反則を犯した。
試合残り1分46秒、27―28と1点をリードされた早大の攻撃だった。最初のプレーで自陣深くからQBの選手が50ヤードを独走。だが、そのプレーで反則が発生した。サイドラインにいたロー部長が興奮して前に出すぎ、走ってきた審判と接触したのだ。「スポーツマンらしくない行為」の反則で15ヤード後退させられた。
その後、逆転を狙った52ヤー…