軽井沢国際選手権3位決定戦の第4エンドで、ショットを放つSC軽井沢クの清水(中央)と、両角公(左)、山口
カーリングの軽井沢国際選手権は18日、長野・軽井沢アイスパークで決勝トーナメント最終日があり、男子はSC軽井沢クが準決勝でソチ五輪銀メダルチームのマードック(スコットランド)に2―7で敗れ、3位決定戦でカナダチームに7―5で勝った。ワールドツアーに認定され、強豪チームが集うようになった2014年以来では、日本男子勢最高成績。優勝はブリュースター(スコットランド)。女子は韓国チームが優勝した。
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■晴れ晴れと表彰台に
目標の地元優勝には届かなかったが、SC軽井沢クは晴れ晴れと表彰台に上った。自賛するのは3位決定戦、連続失点で逆転された直後の第7エンド。スキップ両角(もろずみ)友は「全員、1投もミスがなかった」。狙い通りに石を止めて2点を奪い、再び逆転した。両角友は「強豪と言われるチームは、要所でしっかり点を取る。僕らもそうなりたいと思ってきた」。平昌五輪出場枠を争う4月の世界選手権に向け、年明けからはカーリング発祥の地スコットランドで合宿を張る。