プロ転向を「挑戦」と筆で表現した内村航平
日本体操界初のプロ選手となった内村航平(27)が21日、スポーツ用品大手アシックスとスポンサー契約を結んだ。コナミスポーツを退社し、今月1日にプロに転向してから企業と契約するのは初めて。契約金は明かされていないが、ウェアや用具の支援を受ける一方で、同社の宣伝活動に協力する。今後は所属先となるメインスポンサーを探し、2020年東京五輪を目指すとともに、体操の普及にも力を入れていく。
内村航平、所属先退社を発表 12月からプロ活動
東京都内で開かれた記者会見で内村は、「誰もやったことがない領域に踏み込む。プロになって体操をもっと広めていきたい」と決意表明。プロ転向を決めた理由については「リオデジャネイロ五輪で金メダルを二つ取って帰ってきたが、すごく体操が広まったという感じがあまりなかった。プロになって体操を広めていくには、今しかないと決心した」と話した。
会見では書道で「挑戦」と書いた。「小学校の授業以来でドキドキした。字を書くことは嫌いじゃないので、よく出来た方だと思う」と照れ笑いだった。
今後は企業と自由に契約ができ…