後半、ゴールを決め喜ぶ東海大仰星・吉田(左)=北村玲奈撮影
(5日、全国高校サッカー準々決勝 東海大仰星1-0東福岡)
東海大仰星の唯一のシュートが決勝点となった。
東海大仰星と佐野日大が初の4強 全国高校サッカー
後半26分、MF松井の左CKは大きな弧を描いた。風に乗ってゴールに近づくボールを178センチのDF玄が頭で折り返す。2人、3人とゴール前に殺到。何度か跳ね返されたこぼれ球を、最後はDF吉田が左足でちょこんと蹴り込んだ。
一方的に攻め込まれた前半を0―0で折り返した時点で勝機はふくらんでいた。吉田は「運もあったけど、必然の勝利」と振り返る。
DF、MF、FWが3層の網を…