東海大仰星―桐蔭学園 前半、東海大仰星ウィング根塚が突破をはかる=細川卓撮影
(5日、全国高校ラグビー準決勝 東海大仰星29―21桐蔭学園)
決勝は東福岡―東海大仰星 全国高校ラグビー
勝負の行方を決定づける強烈なタックルだった。東海大仰星が21―14とリードした後半、相手陣深く。WTBの根塚は狙っていた。パスを受けた桐蔭学園FWの姿勢が整う前に下半身にくらいつく。そのまま前へ突進。相手をゴールラインの内側に押し戻し、倒すだけの威力があった。
このプレーでゴール前5メートルでのスクラムを得た。そこから攻め続けて、後半16分の味方のトライへとつなげ、リードは12点に。根塚はしてやったりだ。「あの位置で防御で攻めていけば、相手は苦しい。絶対インゴールまで押し込んでやろうと思っていた」
「真っすぐに走る」。東海大仰…