8日午後10時半ごろ、岐阜県岐南町八剣8丁目の国道21号で、同県各務原市の新成人の男女8人が乗ったワゴン車がガードレールに衝突した。同市蘇原興亜町の私立短大生、吉田恭子さん(19)が胸などを強く打ち、間もなく死亡した。
県警岐阜羽島署は、車を運転していた同市鵜沼三ツ池町2丁目の建築会社員、木村鯛容疑者(20)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕。容疑を同致死に切り替えて調べる。容疑を認めているという。
署によると、車に乗っていたのは木村容疑者も含めて男性3人と女性5人で、いずれも病院に運ばれたが、吉田さん以外の7人は意識はある。いずれも同市に住み、成人式出席後だった。同市内から岐阜市内のレジャー施設に向かっていたという。木村容疑者は、酒は飲んでいなかった。現場は片側2車線の高架上で、事故当時は雨が降っていた。