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卵アレルギー予防、自己流ダメ 新手法「医師と相談を」

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-1-12 9:25:29  点击:  切换到繁體中文

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卵アレルギー予防の研究


離乳初期から少量の卵を食べることで、卵アレルギーを予防できるという研究結果を国立成育医療研究センターが発表した。子どもが卵アレルギーになるのを防ぎたい親にとって朗報だ。家庭で実践する際は自己流ではなく、専門医に相談することが重要という。


卵アレルギー、早くから食べると発症率低下 研究チーム


研究はアトピー性皮膚炎がある赤ちゃんが対象で、記者の娘(4)も参加した。


娘は生後3カ月ごろから、アトピーの症状が出始めた。それが一気に悪化したのは1カ月後。錦糸(きんし)卵入りのちらしずしでひな祭りを祝った翌日だった。近くの病院に行くと「母乳に含まれる卵が原因かもしれない」と、卵入りの食事を一切避けるよう言われた。だが改善せず、同センターでの研究を知り、参加した。


診察室で黄色い粉末入りのパックを渡された。卵が入っているのか、プラセボ(偽物)のカボチャなのか、主治医にも親にもわからない。毎晩、離乳食のおかゆに混ぜて食べさせた。同時に全身にステロイドを塗るアトピーの治療も始め、すぐに皮膚はつるつるになった。


1歳の誕生日を迎えた直後、入院してゆで卵2分の1個にあたる粉末を食べる負荷試験を受けた。症状は出ず、試験は終了した。


それから約2年後、センターから手紙が届き、娘が毎日食べていたのはカボチャの粉末だと知った。狐につままれたような思いがしたが、幸い娘の肌は安定し、卵も好きだ。


食物アレルギーの予防は長らく、原因食品をできるだけ食べないという考え方が主流だった。だがそれでは効果が出ず、「早くから食べ始めた方がいいのでは」という説が出てきた。


そのきっかけの一つが2008…




 

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