14日午後11時15分ごろ、大阪府阪南市箱作の国道26号で、計4台が絡む玉突き事故があり、乗用車を運転していた和歌山市北島の会社員三宅弘之さん(42)が死亡した。大阪府警によると、当時は雪が降り、路面が凍結していたという。
泉南署によると、凍結でスピンした軽乗用車に三宅さんの乗用車が追突し、さらに別の乗用車が追突。乗用車の男性(24)と三宅さんが車外に出ていたところ、さらに別の軽乗用車が追突し、三宅さんが高架から数十メートル下に転落したという。三宅さんは搬送先の病院で間もなく死亡が確認された。乗用車の男性も手の打撲など軽傷を負ったという。
同署は最後の軽乗用車を運転していた大阪府高石市東羽衣6丁目の会社員川口裕貴容疑者(24)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、容疑を同致死傷に切り替えて調べる方針。川口容疑者は「路面が凍結していて、ブレーキを踏んだが止まらなかった」と説明しているという。