条例で禁止されている小学校近くの区域に組事務所を設けたとして、山口県警は31日、指定暴力団合田一家(本部・山口県下関市)トップで総長の末広誠容疑者(75)=同市=ら3人を県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕し、発表した。
発表によると末広容疑者らは、昨年11月17日ごろ同市田中町で、条例が禁止している小学校から200メートル以内の区域に2次団体の事務所を開設し、その後、事務所を運営した疑いがある。認否は明らかにしていない。
合田一家は山口県内で最大の指定暴力団。県警によると今年1月1日現在で県内などに約230人の構成員らがいるという。