クレーンが倒れて関西電力高浜原発(福井県高浜町)の燃料取り扱い建屋などの一部が壊れた事故で、関電は8日、工事請負会社へ暴風警報を伝えず、アームを地上に下ろしていなかったことが原因だったと発表した。関電は「請負会社との情報共有や意思疎通が十分でなかった」とし、今後は風速にかかわらず、作業後はアームをたたむ安全対策をとることを福井県と高浜町に報告した。 関電によると、1月20日夜、2号機そばに待機させていた大型クレーンの根元で支える部材が変形し、上方に伸ばしていた全長約113メートルのアームが倒れ、使用済み核燃料を保管する燃料取り扱い建屋と原子炉補助建屋の一部を壊した。関電の調査では当時、周辺で瞬間風速40メートル以上の強風が吹いていたとみられる。 同日夕、高浜町周辺に暴風警報が出されていたが、請負会社は暴風警報を知らず、把握していた関電も警報が出ていることを知らせなかった。クレーンメーカーのマニュアルでは、風速30メートル以上が予想される場合は事前にアームをたたんで地上に下ろすことになっていた。だが、請負会社は作業を終えた午後4時半ごろ、瞬間風速が7メートルだったためアームは伸ばしたままにしていたという。(大久保直樹) |
高浜クレーン事故「暴風の情報共有不足原因」 関電発表
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