前米国通商代表マイケル・フロマン氏=ワシントン、ランハム裕子撮影
マイケル・フロマン前米通商代表部(USTR)代表が朝日新聞のインタビューに応じ、安倍晋三首相が10日の日米首脳会談で、トランプ大統領にTPP(環太平洋経済連携協定)の重要性を伝えることが大事との見方を示した。主なやりとりは以下の通り。
「TPPは将来の協議の土台」 前米通商代表フロマン氏
特集:TPP(環太平洋経済連携協定)
――安倍トランプ会談に何を期待しますか。
「両国の貿易関係を深めるためのお互いの戦略を共有する重要な機会になるだろう。安倍氏は、日本やアジア太平洋地域でのトランプ氏の政策について聞きたいと思う。安倍氏にとっては、TPPについての考えと自身の経済政策との関係を伝える場となる」