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陛下のお気持ち「心揺さぶられた」 皇太子さま57歳

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-2-23 9:41:07  点击:  切换到繁體中文

 

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誕生日を前に記者会見する皇太子さま=21日午後4時4分、東宮御所「檜(ひのき)の間」、代表撮影


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皇太子さまは23日、57歳の誕生日を迎えた。これに先立つ会見では、昨年8月に天皇陛下が退位の意向をにじませたお気持ちを表明したことに触れ、陛下が象徴天皇の務めを全身全霊で果たせなくなると案じていることに「とても心を揺さぶられました」と振り返った。陛下の考えを「常に心にとどめつつ、務めに取り組んでまいりたい」と述べた。


特集:皇室とっておき


「国民と共に」にじむ決意 皇太子さま57歳


会見は21日、お住まいの東京・元赤坂の東宮御所であった。落ち着いた表情で、時折笑みを浮かべる場面もあった。


昨年8月の陛下のお気持ち表明についての受け止めを問われると、陛下の考えは「折に触れて直接お聞かせいただいた」と明かし、「模索と熟慮の結果」であろうと述べた。


次の天皇として、象徴天皇のあり方をどう考えているかについては「過去の天皇が歩んでこられた道と憲法の規定に思いを致し、望ましいあり方を求め続ける」と述べた。


「国民と苦楽を共にしながら国民の幸せを願う」という思いも強調。東日本大震災の被災地を訪問した経験などから「直接国民と接することの大切さを実感しております」。両陛下と同様、「国民に常に寄り添い、人々と共に喜び、共に悲しむということを続けていきたい」と話した。こうした考えについて、雅子さま(53)とも日ごろから話しているといい、将来の務めのあり方についても「話し合っていきたい」と述べた。


一方、「その時代時代で新しい風が吹くように、皇室のあり方も変わってきている」との認識を披露。皇族方の減少や高齢化で皇室の将来を不安視する声もあるが、「時代に応じて求められる皇室のあり方を追い求めていきたい」と柔軟な姿勢を示した。


この1年については、雅子さま、長女愛子さま(15)とともに「家族として活動の幅を広げることができた」という。療養中の雅子さまは「公私にわたってできる限りの務めを果たそうとしている」、愛子さまは皇族として「自覚と役割を学びつつある」とそれぞれ紹介した。(島康彦、多田晃子)




 

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