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九州人、海外に行く人なぜ少ない? 旅券保有率も低め

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外国人旅行者らでにぎわう福岡空港の国際線ターミナル=福岡市博多区


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福岡に赴任した2年前から、訪日外国人が買い物する姿を日常的に見てきた記者。福岡空港も便利で、海外に行く九州の人たちも多いと思い込んでいたが……。


「外国に行く人が少ない」。1月、九州運輸局の佐々木良局長が記者会見で話した。そこで、九州各県の状況を確かめてみた。


2015年のパスポート保有率は全国の23・5%に対し、福岡県でも23・2%。首都圏や近畿圏よりかなり低く、長崎、宮崎、鹿児島の3県は15%も切って下位10県に入る。海外への出国率(14年)も全国は13・3%だが、九州は7・6%。東京都25・6%、神奈川県20・0%、大阪府15・0%に対して福岡県は10・8%で、宮崎、鹿児島両県は5%を下回る。


「大企業が少ない九州では、長期の休みが取りにくいことも一因では」。日本旅行業協会九州事務局の長岡俊和局長は指摘する。九州運輸局によると、九州から入国した外国人は14年に約168万人だったが、16年には約362万人と倍増。インバウンドは活況が続くが、長岡さんは「アウトバウンドが成長しないとインバウンドも廃れる」と強調する。ひとたびインバウンドの動きが落ち着けば、国際便の搭乗率が下がり、路線廃止もあり得るという懸念だ。「海外に行くムーブメントを起こさないといけない」


追手門学院大学の井出明准教授…



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