気象庁の職員がタブレット端末に前線などを書き込む=東京都千代田区、小川崇撮影
テレビを見ていて天気図の色が気になりました。高気圧が青で低気圧が赤の色合いは、いつ誰が決めたのでしょうか。高気圧は晴れるので暖色のオレンジ、低気圧は雨や曇りなので寒色のブルーだと思うのですが、実際は逆です。外国ではどうなっているのですか。(兵庫県 男性 87歳)
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新聞やテレビなどで見かける天気図には、気圧配置が描かれています。周囲より気圧が高い所を高気圧、低い所を低気圧と呼びます。それぞれ「高」「低」で示すのが一般的です。
気象庁は1日7回、天気図を発表しています。等圧線は、スーパーコンピューターを用いて自動で表示されます。これをもとに、予報課の職員が等圧線を修正し、温暖前線や寒冷前線などを手描きしています。等圧線の自動表示は1996年から始まり、それまでは職員が一から手描きしていたそうです。
天気図の作製には、気象庁が1…