高知への入団会見に臨んだマニー・ラミレス=高知市
マニー・ラミレス選手の入団会見での主な一問一答は次の通り。
第一にチームに感謝したい。日本でプレーするというのは私の夢の一つだった。神様のおかげもあり、こうして日本に来ることがとてもうれしく思っている。日本のファンのみなさまにもお礼を言いたい。このように応援してくれて、ホームスタジアムにいるような感じ。日本にくるというのは日本文化や日本の教育にすごく好印象を持っていた私にとっては夢の一つだった。それが実現出来てたいへんうれしい。
元大リーガーのラミレス「夢が実現」 四国IL入り会見
――日本の独立リーグ(L)でのプレーが近づいている。いまの心境は
こういう機会が与えられたことをとても光栄に思っている。独立Lであっても私は学び続けていきたい。米国にもいいプレーヤーはいたし、日本にも素晴らしいプレーヤーがたくさんいると思っている。そういうプレーヤーから学び続けていきたいと思っている。
――来日した際に日本の野球のプレースタイルがすごくいいと言っていたが、具体的には。そう思ったきっかけは
私が(2002年に)首位打者をとったころだと思うが、当時よくイチロー選手と打撃の際の足の上げ方について話をしていた。日本人選手は非常に簡単にそしてすごくスムーズに足を上げており、私のプレーにはすごく参考になった。そういうこともあって日本人のプレースタイルにすごく興味を持つようになった。
――日本の野球人口が減っている、盛り上げたいとコメントしていた。と高知を含む日本の野球少年少女に何を伝えたいのか
プレーはもちろんだけど、プレーだけでなくて野球を愛するものとしてどういうことが出来るか。そういうところを見て欲しいなと思っている。
――高知という土地での生活で楽しみなことは
高知に住むということでやはり海に非常にいってみたい。妻もそうですが、美しい山もあると聞いているので、山も訪れてみたい。
――今44歳。イチロー選手は50歳までと言われるが、ラミレス選手は何歳まで現役を続けるのか
やはり好きな野球をやめるのはつらいこと。我々野球選手の血の中には、野球を愛する情熱というものがあって、それがあるかぎりはずっと野球を続けたいと思っている。神様が選手としての役割を全うできないことを認識させてくれるまでは、ずっと野球を続けていきたい。
――日本でいま会いたい人は
日本にはたくさんの友人がいるが、そのなかでも(プロ野球DeNAの監督の)アレックス・ラミレス監督には一度会いたい。
――日本のNPBの12球団入りを目指す思いは
もちろんそのつもりはある。そういう機会があれば、NPBの球団で私の持つ力を役に立てたい