日本選手初の世界ジュニア2連覇を目指す本田真凜
フィギュアスケート女子の本田真凜(大阪・関大中)は、15日に台北アリーナで開幕する世界ジュニア選手権で日本選手初の2連覇を目指す。日本女子は全日本ジュニア選手権を制した坂本花織(神戸ク)、同2位の白岩優奈(関大ク)が出場し、強豪のロシア勢と表彰台を争う。
フィギュア特集 Kiss and Cry
17日にある女子ショートプログラム(SP)に向けて、本田は14日、試合会場のリンクで調整した。練習後、「去年の5月ごろに、このリンクでアイスショーがあって、そのときにたくさん練習した。その時から(世界ジュニアを)イメージできていた。あとはやるしかない」と話した。
日本選手は、シーズン序盤から、目の前の試合に集中するタイプが多いが、本田は大きな大会に照準を合わせ、長期的な視野で調整を進めてきた。ショーで台北の氷の感触を覚え、その感触に近い氷で行われた今季の日本国内の大会では、「こっち(台北での世界選手権)を想像して滑った」。今季のジュニアグランプリ(GP)ファイナルをインフルエンザで欠場したこともあり、この大会にかける意気込みは強い。
浜田美栄コーチは「雰囲気も能…