大阪府豊中市の倉庫に拳銃2丁と適合する実弾十数発を隠し持っていたとして、大阪府警は22日、指定暴力団神戸山口組系組幹部の金輝夫容疑者(44)=兵庫県尼崎市=を、銃刀法違反(加重所持)の疑いで逮捕する。捜査関係者が明らかにした。
捜査関係者によると、金容疑者は神戸山口組直系の正木組(福井県敦賀市)幹部で、建設会社の倉庫で1月18日、拳銃と実弾を所持した疑いがある。兵庫県警は今月1日、組員であることを隠して融資を受けたとして、金容疑者と、建設会社を経営する男(50)=尼崎市=を詐欺容疑で逮捕していた。府警は山口組との抗争に備えていたとみている。