「経験則で雪崩ないと判断」 訓練決行、教諭3人で判断——贯通日本资讯频道
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「経験則で雪崩ないと判断」 訓練決行、教諭3人で判断

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雪崩の現場のイメージ図


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惨事はなぜ起きたのか。栃木県高校体育連盟登山専門部の猪瀬修一専門委員長(50)が、那須町のスキー場付近で8人が死亡した雪崩の発生前後の状況などについて説明した。


「当時は絶対安全と判断した」 雪崩事故会見、主な発言


「雪崩の危険はないと思っていた」 講習会責任者が会見


予定していた茶臼岳登山を中止する一方、深い雪をかき分けて進む「ラッセル訓練」をなぜしたのか。


27日午前6時前。スキー場の近くの旅館にいた猪瀬氏が携帯電話で天気予報を確認し、管理事務所そばのテントにいた引率教諭の携帯電話を鳴らした。


現場を見た教諭は、「雪が降っているので登山は無理。ただ、スキー場のところでラッセル訓練はできる」と言ったという。これを受け、もう1人の引率教諭と話し合い、最終的に猪瀬氏が午前7時半からのラッセル訓練の開始を決めた。猪瀬氏は「登山経験が長い引率教諭と3人で話し合って決めた」とも述べた。


前日から雪崩注意報が出ていたのは知っていたが、27日午前7時半ごろ、猪瀬氏ら3人は改めて管理事務所から訓練場所を確認。風はなく、雪はぱらぱらと舞い落ちる程度だったという。ゲレンデ付近の積雪を見て、ラッセル訓練にも条件がいいと感じ、「とにかく雪に触れさせたい」と考えていたという。


生徒たちの出発は午前8時ごろ。猪瀬氏は「雪崩が起きやすいところに近寄らなければ安全と判断していた」と振り返った。危険と考えた場所は避けていた。雪崩が起きた場所については、「過去の経験則から雪崩はない」と判断していたという。



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