先発出場した6日の試合では、日米通算1968本目となる安打を左前に放った=AFP時事
大リーグ6年目のシーズンを新天地アストロズで迎えた青木が開幕4連戦を終え、7打数3安打と好スタートを切った。日米通算2千安打まで、あと32本。ア・リーグ優勝を狙う強豪チームで、存在感を強く示している。
マリナーズとの開幕4連戦で、青木は2試合に先発出場した。八回から途中出場した5日の第3戦は、九回に先頭打者として四球で出塁。延長十一回には走者を三塁に進める犠打を決めた。
そして1点を追って迎えた十三回2死一塁、凡退ならチームが敗戦となる打席で、マリナーズの三塁手が三塁線を大きく空けたのを見逃さなかった。「(打球が)あそこにいけばいいなと思っていた」。外の直球を引きつけ、狙った三塁線に強く抜いて左前安打。次打者スプリンガーの逆転サヨナラ3ランにつなげた。
俊足好打のスプリンガーに加え…