日本ハムファイターズ・松本剛
(25日、ソフトバンク7―5日本ハム)
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日本ハムの松本が、プロ初を含む2本塁打を放った。1本目は三回、ソフトバンク・千賀が投じた内角角低めへのスライダーをすくい上げ、左翼席へ3ラン。2本目も同じく千賀から。先頭打者だった八回、高めの直球をとらえ、またも左翼席へと運んだ。
「1本目は感触はよかったが、入るとは思わなかった。2本目は、いい感じでとらえられた」。プロ6年目。東京・帝京高時代は1年生で遊撃のレギュラーをつかんだ。2011年の全国高校野球選手権大会では1回戦で花巻東(岩手)と対戦。今はチームメートとなった大谷から、決勝の適時打を打ったこともある。
今季は開幕前に左太ももを痛めて出遅れた。1軍には、23日に上がったばかり。まだ足は万全ではないが、「こういう状況でも上げてもらい、感謝している。何とか、勝ちの材料になれるようにしたい」。2013年5月以来となる9連敗を喫したチームにあって、若手の活躍はかすかな希望だ。
●栗山監督(日) 就任後では2013年5月以来となるワーストタイの9連敗。「形はでき始めているのに、勝たせてやれないのは俺のせい」
●高梨(日) 五回、先頭打者への四球が同点につながる。「今までと同じやられ方をして、チームに迷惑をかけた」