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帰るまで上司が見届け→残業2割減った 横須賀市が試行

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-5-9 11:26:04  点击:  切换到繁體中文

 

職員の残業を減らそうと、神奈川県の横須賀市がある取り組みを試した。すると、月によっては前年比で2割ほど減らすことに成功した。その策とは――。


市によると、職員の時間外勤務は近年増加傾向だった。係長以下の約2800人の市職員の時間外勤務は、2015年度は計41万2200時間、市が支払った手当などは約11億4千万円にのぼった。単純計算では「時給約2700円」になる。


1人あたりでは月平均12・2時間。労災認定の「過労死ライン」とされる月80時間超の職員は101人に上り、長時間勤務の是正が課題となっていた。


そこで昨年10月、各課の課長らが、部下が全員帰るまで職場に原則残り、残業の状況を確認する試みを実施した。その名も「帰るまで見守る月間」。部下に声かけして、時間外勤務の状況把握などに務めた。


その結果、10月の時間外勤務は計2万5442時間と前年から2割弱減少。1人あたり月約2時間減った計算だ。さらに、「見守る月間」が終わったあとの11月~今年3月も、5カ月連続で前年を下回った。


2016年度は月80時間超の…



 

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