タッチダウンを挙げ、喜び合う福岡SUNSの選手たち
九州から初めてアメリカンフットボールの社会人Xリーグへの参戦を目指していた福岡SUNSが13日、社会人協会から今秋の3部加盟を認められた。資金やマネジメント面で、リーグ戦を戦い抜けると判断された。
チームはこの日、大阪・万博フィールドで創設2試合目を戦った。Xリーグ2、3部チームなどで争うジュニアトーナメント2回戦で、相手は3部の正英ブレイザーズ。仕事などの関係で48人の選手のうち約20人が大阪に来られなかったが、61―0で完勝した。
第1クオーター(Q)、この日最初の攻撃シリーズは自陣44ヤードから。先発QBはチーム初戦を欠場した前田寛二(立命大)。2プレー目にWR吉田賢史(福岡教育大)へのロングパスを決め、ゴール前へ。最後もWR河北哲明(九州大)へのタッチダウン(TD)パスで締めた。その後も攻守のライン戦で勝る福岡SUNSが面白いようにプレーを進め、相手の攻撃を止めた。2014年シーズンに立命大のエースQBだった前田は13回のパスをすべて決めた。WR尾花健太(久留米大)はチームトップとなる6回のパス捕球。RB野々垣祐輝(関学大)は19回のランで129ヤード前進した。
身長168センチと小柄ながら…