笑顔を見せながら質問に答える小室圭さん=17日午前10時、東京都中央区、北村玲奈撮影
婚約に向けて準備を進めている秋篠宮(あきしののみや)家の長女眞子(まこ)さま(25)のお相手、国際基督教大学時代の同級生で横浜市在住の小室圭(こむろけい)さん(25)が17日、東京都内の勤務先で報道陣の取材に応じた。同日朝、眞子さまと電話で話し、「行ってきます」「行ってらっしゃい」と会話したことを笑顔で明かした。
特集:眞子さま、婚約へ
午前10時。ダークグレーのスーツ姿で登場した小室さんは、報道陣を前に「長時間お待ち頂き、申し訳ございません」と深く一礼。「よろしくお願いします」と再び頭を下げた。
報道陣から現在の率直な気持ちや、眞子さまのどのような人柄に聞かれたかなどと質問されたが、婚約前とあって「時期が参りましたら改めてお話をさせていただきたい」と述べるにとどめた。緊張した表情ながら、記者の目を見ながら、丁寧に応じていた。
現在は一橋大学大学院国際企業戦略研究科(経営法務専攻)に在籍する傍ら、都内の法律事務所に勤務しているが、仕事内容について「パラリーガル(弁護士の指示・監督のもと法律事務に携わる専門職)として、色々と法律の事務に携わらせて頂いております」と説明。将来の夢として国際弁護士を目指していることを聞かれると、「今後、色々と考えを巡らせていこうと思っております」と話した。
宮内庁や関係者によると、眞子さまとは大学在学中の5年ほど前、東京・渋谷の飲食店で開かれた留学に関する意見交換会で知り合い、意気投合。その後、横浜市や神奈川県葉山町、埼玉県長瀞町などでデートを重ね、交際を深めたとされる。
眞子さまは31日~6月8日の日程でブータンを訪問するため、帰国後に婚約に向けた準備を本格化させるという。今後は、婚約内定が発表された後、結納にあたる「納采(のうさい)の儀」など様々な儀式や手続きが続く。