卓球の世界選手権で日本勢48年ぶりのメダルを獲得した平野
卓球のジャパンオープン荻村杯は16日、女子シングルス1回戦に17歳の平野美宇(エリートアカデミー)が登場し、韓国のカット主戦型の選手に強打を次々と決め、4―0の快勝。この種目で日本勢48年ぶりのメダル(銅メダル)を獲得した世界選手権後の初戦を飾った。アイドル好きと公言する平野。試合後の囲み取材でAKB総選挙の話題を振られると、自身の試合を振り返るよりも熱かった。
「ファンの皆さんのことを考えると、大変だと思います……」。17日に沖縄県豊見城市で開催予定だったAKB総選挙が、荒天で屋外での開催が中止になったことについて平野は語った。
6月2日、世界選手権で日本勢48年ぶりのメダル獲得を決めた直後のインタビューでも「すごく総選挙を楽しみにしているので、(48年ぶりのフォーティエイトは)AKBみたいでうれしい」と答えたほど、平野はアイドルに目がない。自身も「NMB48の植村梓ちゃんと、SKE48の後藤楽々(らら)ちゃんに投票しました」と話した。
世界選手権を終えてドイツから帰国した今月10日、平野は植村さんと東京ディズニーシーに出掛けたという。「同じスポーツだと、友達でもどうしてもライバルになってしまう。(植村さんは)全く別なので、そういう風にはならない。色んな話ができるし、(卓球とは)違う話も聞けるので、面白いと思った」と笑顔だった。