九十九谷をバックにヤギたちが橋の上をお散歩=富津市のマザー牧場
千葉県富津市のマザー牧場で、ヤギが空中散歩のように高原の橋の上を渡る「やぎの青空さんぽ」が人気を呼んでいる。
特集:どうぶつ新聞
ヤギは「山羊」と書くように高いところが好きな動物で崖なども苦にしない。そんな性質を生かそうと、高さ2メートルほどの橋を牧場の一角に張り巡らした。
23日は梅雨の晴れ間で青空が広がり、美しい九十九谷の風景を背景に文字通りの「青空さんぽ」になった。ヤギたちが次々と橋を渡り始めると、見守っていた親子連れらは「かわいい!」と歓声を上げ、シャッターを切っていた。
ショーは午後1時20分から。土日は午前11時20分からも行う。ショー形式で見られるのは7月2日までだが、橋は常設してあるので、ヤギたちの気分次第で「青空さんぽ」が見られるという。(堤恭太)