第99回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)の地方大会は24日、雨のため山形と新潟の決勝が順延となったが、3大会で代表が決まった。熊本では、3季連続で甲子園ベスト4の秀岳館が3回目の出場を決めた。長野は、松商学園が前年代表の佐久長聖に競り勝って9年ぶり36回目の代表に。岩手は、盛岡大付が2年連続で夏の甲子園切符をつかんだ。
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4大会で決勝カードが決まり、埼玉は3年連続出場を目指す花咲徳栄と、4年ぶりを狙う浦和学院の顔合わせ。千葉は昨夏代表の木更津総合と習志野が対戦する。秋田は金足農が10年ぶり、明桜が8年ぶりの代表をかけて決勝へ。京都は3年ぶり34回目の出場を狙う龍谷大平安と、夏は19年ぶりの甲子園を目指す京都成章が勝ち上がった。
大阪では、今春の選抜大会優勝の大阪桐蔭と、同準優勝の履正社がともに16強入り。2年連続を狙う八戸学院光星(青森)、星稜(石川)、4季連続を目指す智弁学園(奈良)、選抜出場の福岡大大濠などが準決勝へ進んだが、昨夏代表の大曲工(秋田)、高川学園(山口)は敗退。東海大市原望洋(千葉)も春夏連続出場を逃した。
25日は秋田、千葉、新潟、京都、広島、大分で決勝が行われる。